頭頸部がん

頭頸部がんの患者さんが国内で光免疫療法を受けることはできるのでしょうか。また進んでいる研究がないか調査し、まとめています。

頭頸部がん患者は光免疫療法を受けられるのか?

頭頸部がんの患者さんが国内で光免疫療法を受けるためにはどうすればいいのでしょうか。治療の種類ごとに見ていきましょう。

光免疫療法(薬品名:リポソーム)を受けるには

まったく新しいがんの治療法として注目を集めている光免疫療法ですが、国内では未承認の治療法です。ただし、承認に先駆けて光免疫療法を実施している医療機関が日本国内にもあります。

治療を受けるためにはどうすればいいのかなど、その医療機関に相談してみることをおすすめします。

近赤外線免疫療法(薬品名:IR700)を受けるには

リポソームを用いた光免疫療法と同様に、近赤外線免疫療法も国内では未承認の治療法です。治療を受けるには診療試験に参加する以外に方法はありません。

国内では国立がん研究センター東病院において、頭頸部がんの患者さんを対象にした近赤外線免疫療法の臨床試験が実施されています。

臨床試験の条件

しかし、すべての頭頸部がんの患者さんが臨床試験を受けられるわけではありません。主な条件としては、

臨床試験を受けられたとしても…

臨床試験の性質上、参加できたからといって必ず近赤外線免疫療法を受けられるとは限らないことを念頭に置いてください。

この場合の臨床試験は治療法の優劣を計る比較対象が必要なため、近赤外線免疫療法を受ける患者さんと、医師が選択した標準治療を受ける患者さんに分けられるからです。いずれかを患者さん自身が選択することはできません。

詳しくは当該医療機関にお尋ねください。

頭頸部がんの光免疫療法に関する研究について

「近赤外線免疫療法(薬品名:IR700)」の研究は臨床試験という形で進められています。とくに頭頸部がんは最初の臨床試験の対象に選ばれたこともあって症例は他のがんよりも多く、関係学会等の発表によると高い治療効果が認められているようです。

なぜ頭頸部がんが最初の対象に選ばれたかというと、内視鏡などを使用しなくても身体の外側から光をあてることができるからです。以前にもがんに光をあてる「光動態治療」という治療法がありましたが、これは光免疫療法のようにがんの選択性が高くなかったため成功しませんでした。今回の臨床試験では、その光動態治療の経験を持つ医師が多いことも考慮されたようです。

日本国内で初めて実施された臨床試験では、局所再発した頭頸部扁平上皮がんの患者さん3名に近赤外線免疫療法が実施され、まずは日本人に対する安全性が確認されています。今度も治療の有用性などが関係学会で発表されていくと思われます。

光免疫療法が受けられる病院について

近赤外線免疫療法は臨床試験を中心とした研究・開発が進められています。現段階では未承認のため、その臨床試験に参加できなければ近赤外線免疫療法を受ける手段がないのが実情です。

同じく光免疫療法も未承認ですが、すでに日本国内で受けることができる病院があります(2021年5月現在)。詳しくは次のページをご覧ください。

そもそも頭頸部がんとは

頭頸部がんは口の中やのど、鼻など食道より上にできるがんの総称です。したがって多くの種類があり、原因や治療法、予後も大きく異なるのが特徴です。「そんなところにがんが?」と思ってしまうような、一般的に知られていないがんもあります。

当然ながら、頭頸部には表情をつくったり呼吸をしたり、飲食や発声という重要な機能が集中しています。もちろん他のがんもそうですが、頭頸部がんも人間としての生活に大きく影響する症状が現れてきます。

主な頭頸部がん

数ある頭頸部がんの中でとくに多いのは咽頭がんや喉頭がん、次いで上顎洞がん、口腔がん、甲状腺がんなどが挙げられます。胃がんや大腸がん、肺がんなどに比べれば患者さんの数は少ないのですが、近年では咽頭がん、口腔がんの罹患率が男女とも急上昇しているといわれています。

また、頭頸部がんの発症には喫煙や飲酒も原因になっていると考えられます。

口腔がん

口腔がんとは「口の中とくちびるにできるがん」の総称です。発生する部位によって舌がんをはじめ、歯肉がん、口腔底がん、頬粘膜がん、口蓋がん、口唇がんなどに細かく分類されます。口腔がんのなかで最も多いのが舌がんで、次に多いのが歯肉がんです。口腔がん自体は発生頻度ががん全体の1~3%程度なことから希少がんに指定されていますが、一般的な認知度が低いため発見が遅れて罹患率や死亡率が増加しているがんでもあります。

口腔がんの主な自覚症状は、口の中の異物感や硬いしこり、なかなか治らない口内炎など。がんが進行すると痛みや出血、口の開けづらさや飲み込みづらさ、首のしこりなどの症状が現れます。口腔がんの主な発生要因は喫煙や飲酒、合わない入れ歯による慢性刺激、口腔内の不衛生な環境などです。

口腔がんは他のがんと比べて症状を直接確認できるので早期発見しやすいものの、存在をあまり知られていないことからがんが進行するまで放置されてしまうケースが多いとのこと。口腔がんが進行すると手術で舌やあごの骨を切除したり、顔が変形したりなど食事や会話など日常生活に支障を及ぼしてしまうため、定期的な検診や生活習慣の見直しなどを通して早期発見や予防につなげることが重要です。

咽頭がん

咽頭がんとは、鼻の奥から食道の入り口に至るまでの食物や空気の通り道となる咽頭にできるがんです。咽頭は上咽頭、中咽頭、下咽頭の3つに分かれており、がんが発生した部位によって上咽頭がん、中咽頭がん、下咽頭がんに分類されます。咽頭がんの症状はどこで発生するかで異なりますが、咽頭がんを疑う症状としては片方の耳のつまった感じや難聴をはじめ、鼻づまり、のどの異物感や違和感、食べ物を飲み込むときの痛みやしみる感じ、声のかすれ、首のしこりなどです。

咽頭がんの発症要因としては、過度の飲酒や喫煙などがあげられます。そのほか、上咽頭がんはヘルペスウイルスの一種であるEBウイルスの感染、中咽頭がんについてはイボを形成するウイルスであるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が関与している可能性も。咽頭がんの治療法としては手術・放射線治療・抗がん剤治療などがあげられ、単独もしくは複数の治療を組み合わせて行われます。

これまで咽頭がんの早期発見は難しいとされてきましたが、内視鏡技術の進歩により非常に小さながんでも発見が可能になってきているとのこと。咽頭がんは進行すると発声機能を失ってしまう恐れもあるため、発症リスクを高めるヘビースモーカーや飲酒頻度の高い方は定期的に検査を受けることが早期発見のカギとなります。

喉頭がん

喉頭がんは、のどぼとけのところにある器官にできるがんです。がんができる場所によって、声門がん、声門上部がん、声門下部がんのいずれかに分類されます。なかでも声門がんの発症率が最も多く、喉頭がんの半数以上を占めているのが特徴。また、声門がんは進行するまで転移しないがんとしても知られています。一方で声門上部がんと声門下部がんは周辺のリンパ液の流れが豊富なことから、リンパ節に転移しやすいのが特徴です。

喉頭がんと新たに診断される人数は、年間で10万人あたり3人程度です。男女比でみると男性は女性の10倍以上、と男性の発症率が圧倒的に多い傾向にあり。年齢では50代から増加し、60代以上でピークを迎えるといわれています。喉頭がんの主な発症要因は喫煙と飲酒です。喉頭がんを発症した人の喫煙率は90%以上にものぼるほか、アルコールの多飲が声門上部がんの発生に関与すると考えられています。

喉頭がんの初期症状は発生する場所によって異なり、声門がんの場合はほぼすべての人に嗄声(声がれ)の症状が現れます。声門上部がんはのどの違和感や飲食物を飲み込んだときの痛みなどがあり、声門下部がんの場合は進行するまで症状がほとんど現れません。早期から症状のでる声門がんと違って風邪に似た症状の声門上部がんや進行するまで症状のない声門下部がんは発見が遅れやすいため、1ヶ月以上嗄声が続く、もしくは気になる症状がある場合は耳鼻咽喉科や頭頸科を受診しましょう。

上顎洞がん

上顎洞とは空気の通り道となる鼻腔につながる副鼻腔の1つであり、頬の骨の裏側に位置する空洞を指します。上顎洞に発生した悪性腫瘍が上顎洞がんと呼ばれ、副鼻腔がんのなかでは最も発生頻度が高いものの、がん全体で見ると発症がまれな病気です。上顎洞がんは副鼻腔炎との関連が分かっており、副鼻腔炎によって上顎洞に膿がたまった状態が続くことで上顎洞がんの発生リスクが高まるとされています。一方で近年は副鼻腔炎を患う人が減っており、それに伴って上顎洞がんの発生数も減少しています。

上顎洞がんは初期の段階での自覚症状があまりなく、がんが進行してから発覚するケースが多いのが特徴です。上顎洞がんの主な症状としては鼻づまりや鼻腔の圧迫感、鼻血、膿のような鼻汁などがあり。がんがさらに進行すると顔面の腫れや痛み、視力低下や物が二重に見える複視、歯茎の腫れや歯の痛みなどの症状が現れます。

上顎洞がん治療の特徴として上顎洞の周囲には目や鼻、口などの重要な器官が集まっていることから、一般的ながん治療と違って広範囲の切除手術を行えないケースが多々あり。周辺の重要な器官の機能の低下や喪失を最小限に留めるために、上顎洞がんの治療においては手術、放射線治療、抗がん剤治療の3つを組み合わせた三者併用療法が広く取り入れられています。

唾液腺がん

唾液腺とは唾液を作る組織を指し、唾液腺がんは唾液腺組織を構成する細胞から発生したがんのことです。唾液腺には大唾液腺と小唾液腺の2種類があり、唾液腺がんのほとんどが大唾液腺にできる耳下腺がんと顎下腺がんで占められています。

同じく大唾液腺にできる舌下腺がんは、唾液腺がんのなかでも発症の割合が2~3%程度と極めてまれな病気です。口腔内やのどの粘膜に一部存在する小唾液腺に発生するがんの場合は大唾液腺がんとは扱いが異なり、「口腔内にできたがんは口腔がんの治療をする」といった発生部位のがん治療に準じて行われます。

大唾液腺がんに絞って唾液腺がんの症状をあげると、耳の下や顎の下の腫れ、腫れた部分の痛み、顔面神経麻痺などがあり。何も原因がないのに腫れた部分に痛みが伴う、または顔面神経麻痺を引き起こしている場合は悪性腫瘍が疑われます。

唾液腺がんの治療はがんを完全に取りきることが治癒に最も有効だと考えられており、手術が基本です。放射線治療や抗がん剤治療は唾液腺がんに対してそれほど有効ではないとされているものの、放射線に感受性のあるがんや手術後の悪性度の高いがんの補助治療として放射線治療が選択される場合もあります。

頭頸部がんの症状

頭頸部がんの症状はがんが発生する場所によって変わりますが、その多くは腫れや痛み、出血などがみられます。のどであれば声がかすれたりしゃべりにくくなったりと、日常生活に支障をきたすさまざまな症状が出現することが考えられます。

頭頸部がんのステージ(病期)分類

頭頸部がんも他のがんと同様に、ステージ(病期)として分類するのが一般的です。ステージは0期からⅣ期までに分けられ、がんの広がり、リンパ節転移の有無、他臓器への転移の有無によって決まります。

頭頸部がんは通常の健康診断の内容では見つかりにくいこともあり、診断されたときにはステージが進んでいるケースも少なくありません。

ステージは、がんの原発巣がどこまで広がっているかを表すT分類、頚部リンパ節転移の有無や大きさ、片側か両側かを表すN分類、他臓器への転移の有無を表すM分類の3要素からなるTNM分類で表わされます。
頭頸部がんの場合は種類によってTNM分類が細かく決められていているため、ひとまとめにして語ることはできません。たとえば咽頭がんや喉頭がんでは、がんの発生した部位によってT分類が異なります。
ここでは口腔がん(舌がん)のTNM分類を例に具体的な内容を挙げてみます。

T分類(原発腫瘍の状態)

  • TX:原発腫瘍の評価が不可能な場合です。
  • T0:原発腫瘍がない場合です。
  • Tis:原発腫瘍が上皮内がん(粘膜内にとどまっているもの)の場合です。
  • T1:原発腫瘍の最大径が2cm以下の状態です。
  • T2:原発腫瘍の最大径が2cm超4cm以下の状態です。
  • T3:原発腫瘍の最大径が4cm超の状態です。
  • T4a:原発腫瘍が骨髄質や舌深層の筋肉(外舌筋)、上顎洞、顔面の皮膚に浸潤している状態です。
  • T4b:原発腫瘍が咀嚼筋間隙や翼状突起、頭蓋底に浸潤している状態、または内頚動脈の周りを取
  • り囲むように広がっている状態です。

N分類(所属リンパ節への転移)

  • NX:所属リンパ節の評価が不可能な場合です。
  • N0:所読リンパ節への転移がない状態です。
  • N1:同じ側に1カ所のリンパ節転移があり、最大径が3cm以下の状態です。
  • N2a:同じ側に1カ所のリンパ節転移があり、最大径が3cm超6cm以下の状態です。
  • N2b:同じ側に多発性のリンパ節転移があり、最大径が6cm以下の状態です。
  • N2c:両側または反対側のリンパ節転移があり、最大径が6cm以下の状態です。
  • N3:最大径が6cm超のリンパ節転移がある状態です。

M分類(遠隔転移)

  • MX:遠隔転移の評価が不可能な場合です。
  • M0:遠隔転移がない状態です。
  • M1:遠隔転移が認められる状態です。

それでは、代表的な頭頸部がんとして口腔がん、中・下咽頭・喉頭がんのステージをみてみましょう。

Ⅰ期、Ⅱ期

がんが小さく、頚部リンパ節への転移もない状態です。原発巣が極めて小さい場合はⅠ期とされます。

Ⅲ期

がんの原発巣が大きくなっている状態です。また、原発巣が小さくても3cm以下の頚部リンパ節転移が1カ所あれば同じくⅢ期に分類します。

ⅣA期

がんの原発巣が周囲の組織に広がっている状態です。また、大きさが6cm以下の頚部リンパ節転移が1カ所もしくは多発していれば同じくⅣA期に分類します。

ⅣB期

がんの原発巣が首の動脈や頭の骨にまで広がっている状態です。また、大きさが6cmを超えるリンパ節転移や、節外浸潤のあるリンパ節転移がある場合も同じくⅣB期に分類します。

ⅣC期

がんが離れた臓器に転移している状態です。

その他の頭頸部がんにおけるステージ

上記のとおり、口腔癌、中・下咽頭・喉頭がんに関していえば概ねⅠ期、Ⅱ期ではリンパ節転移がなく、中でもⅠ期は原発巣が極めて小さい場合に限られます。Ⅲ期はがんの原発巣が大きいか、リンパ節1カ所だけに転移がある場合、ⅣA期はリンパ節2カ所以上への転移、ⅣB期は内頚動脈や頚椎などにまで広がっている場合、ⅣC期は他の臓器に転移がみられる場合です。
大きく分けるとⅠ 期、Ⅱ期が早期がん、それ以降は進行がんだといえるでしょう。舌がんなどは気づきやすいと思いますが、咽頭がんなどの頭頸部がんは目に見えにくいので、症状が出てくるまで気づかないことが多くあります。
近年は健康診断や人間ドックで用いられる上部消化管内視鏡検査の機器や技術の進歩によって、下咽頭がんなどは早期発見が可能になってきました。しかし、頭頸部がんは原発巣が小さくてもリンパ節転移をきたしやすいため、診断された時にはすでにⅢ期以降に進行していることがほとんどです。

頭頸部がんの治療方法

頭頸部がんに対しても、他のがんと同じく標準療法と呼ばれる手術療法、放射線療法、薬物療法(化学療法)が検討されます。とくに頭頸部がんは機能や臓器の温存が重要視されるので、がんの種類や部位、ステージなどから根治性の高い方法を選択し、多くのケースで2つ以上の標準治療を組み合わせる治療を行ないます。

頭頸部には生命維持という視点はもちろん、社会生活を送るうえでも容貌をはじめとした重要な機能があります。治療にあたっては家族や仕事といった社会的背景など、患者さん一人ひとりの状況に応じた方法を選ぶことが大切になってきます。

手術

臓器や組織などで塊をつくる固形がんの治療としては、手術療法が広く適応されています、手術にはがん全体と周囲の正常組織の一部を切除する局所切除術、頸部リンパ説と頸部のそのほかの組織を切除する頸部郭清術、身体の一部を再建する再建手術などがあり。治癒の可能性を高めるために、手術後に抗がん剤治療や放射線治療を行う術後補助療法が採用される場合もあります。

抗がん剤治療

抗がん剤を用いてがん細胞を攻撃し、がん細胞を殺傷したり増殖を抑えたりする治療法です。投与した抗がん剤が血流を通じて身体のすみずみまで行き渡ることで、全身に散らばったがん細胞への作用を期待できるのが特徴。気になる副作用も吐き気などを抑える支持療法の発達や投与法の工夫によって軽減しており、患者さんに優しい治療へと変わりつつあります。

放射線治療

X線や高エネルギーの放射線を用いてがん細胞を死滅させる治療法です。解剖学的に手術が困難な上咽頭がんは放射線治療が基本となるほか、進行した頭頚部がんで手術が難しい場合にも放射線治療が適応される場合があります。また、発声をつかさどる喉頭やその周囲のがんに対して、機能を温存するために放射線治療が適応されることも。治療の効果を高めるために、必要に応じて抗がん剤治療と併用して行われます。

免疫療法(光免疫療法)

免疫療法は、自身の免疫細胞を増殖・活性化させてがん細胞と戦う力を増強する治療法です。そのなかでも、まったく新しい治療法として注目されているのが光免疫療法になります。がん細胞だけを攻撃する作用を持った抗体を利用し、近赤外線や低反応レベルレーザーを照射して化学反応を起こすことでがん細胞を破壊するのが特徴。実用化に向けて研究開発が進んでいますが、未承認の治療法のため国内で受診できるクリニックは限られています。

遺伝子治療

がん治療における遺伝子治療とは、がん抑制遺伝子を投与して体内のがん抑制機能を回復することでがん細胞の増殖停止・死滅へと働きかける治療法です。頭頚部がんをはじめ、さまざまながんの治療に適応できるとされており、三大療法(手術・放射線・抗がん剤)との併用治療も可能となっています。未承認の先進医療なので治療費が高額になりやすく、有効性を証明する治療データの蓄積も十分とはいえないため、医師としっかり話し合ったうえで治療を進めることが重要です。

頭頸部がんの転移・再発

転移とはがん細胞がリンパ液や血液の流れに乗って他の臓器に到達し、そこで増殖することをいいます。一方、再発とはがんが治療の効果で目に見えなくなっても再び出現することをいいます。この転移や再発については頭頸部がんも他のがんと同じで、患者さんによって個人差があります。

一般的に頭頸部がんでは、早期であれば10~20%が再発すると考えられています。進行がんの場合はさらに確率が高まり、がんを完全に摘出できた、あるいは治療で消失したと見込まれても20~40%に再発が起こります。

いずれにしても重要なことは、転移も再発も早期に発見することです。治療後は普段の体調管理だけではなく、定期的に通院して検査を受けなければなりません。

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