唾液腺がんで神戸大と楽天が共同研究「光免疫療法」の参考に

ここでは、唾液腺がんの「光免疫療法」の研究に関する情報をお伝えします。

本稿は、「唾液腺がんで神戸大と楽天が共同研究 100人分の検体活用「光免疫療法」の参考に(https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202110/0014771623.shtml)」を参考に記述しました。

神戸大と楽天の「光免疫療法」共同研究内容

唾液腺がんの治療方法として期待されている「光免疫療法」の研究のために、神戸大学大学院医学研究科と楽天メディカルジャパンが連携し、共同研究をおこなうことが2021年10月18日に発表されました。

唾液腺がんは、年間に約1800人の発症と言われています。データは少なく、一社での研究では思うように進まないのが現状です。

この共同研究では、神戸大から過去に手術をした患者検体100人分が提供されます。その検体を元に、楽天メディカルジャパンがEGFRというがんの増殖に影響を与えるタンパクの量を調査する予定です。

EGFRは、がん光免疫療法のターゲット。EGFRを狙いレーザー光を照射することで、がん細胞を壊滅させる効果が期待されています。

つまり光免疫療法は、EGFRが多く発現するがんに効果的とされている治療方法です。

神戸大と楽天メディカルジャパンの共同研究により唾液腺がんのEGFRの傾向が判明することで、唾液腺がんにおける光免疫療法の確立につながることが期待されています。

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